:::: MENU ::::

原料作業部

トップページ > 業務案内 > 原料作業部
work_01

原料のチップを港から工場まで運ぶ(横持ち)

紙の原料となる木片(チップという)をオーストラリア・南アフリカ・インドネシアから輸入しています。その量は海外材で年間36万トン。国内雑材で約5万トン。国内杉チップで約15万トンにもなります。
外港のチップ置場から毎日トラックで、甲番8台・乙番6台の2直操業で工場までピストン輸送し月30,000トン運んでいます。


チップの荷降ろし

トラックは工場内のチップ受け入れ用のコンベアにチップを降ろすのですが、その際トラックダンパーという所でトラックごと持ち上げチップを降ろします。
日本製紙八代工場の中でも外から見ることのできる豪快な作業です。


work_04

チップの保管

降ろしたチップは一旦ベルトコンベアで運ばれサイロに保管されます。


チップの管理・品質検査業務

保管したチップは、必要なだけ次の工程へ出されます。このチップを入れたり出したりするのを、コントロール室で管理し運転します。
この時にチップの品質チェックも同時に行なっています。
又、チップとして使えない物(チップ粉)が選別され、これは他にリサイクル利用します。
尚、トラック輸送ではチップの他に構内の製品・古紙・パルプの横持ち作業も行っています。


古紙荷受け

古紙も重要な原料です。年間20万トン強の古紙を受け入れています。


溶解工程

梱包された古紙(古新聞・チラシ・雑誌)をクランプリフトで挟んでコンベヤーに載せ巨大ミキサーで溶解し、インクを取り除きマシンへ送ります。
リサイクルの初期段階の仕事を行っています。


パルパー(巨大ミキサー)

これが溶解してインキを取り除くパルパーと呼ばれる機械です。


KP抄取及び溶解作業

紙の原料になる木材チップに白液を加え、高温(170℃)高圧で蒸解釜にて蒸煮しパルプ化します。紙を作るマシンの原料が余る場合は、ここで(抄取りマシンといいます)パルプシートを作り保存しておきます。又反対に原料が不足する場合は、保存したパルプシートを再びタンクで溶かして原料に戻し、紙を作る各マシンに原料を供給する重要な仕事を行っています。


薬品調整作業

紙を作るマシンに原料を送る直前の工程で、紙の白色度及び色合をコントロールする為の薬品調合等、紙の品質や特性を決める重要な仕事を行っています。


パルプ横持ち作業

出来上がったパルプを屋外保管します